中古機械の高額査定のポイント
信頼できる中古機械業者の選び方
機械の購入者・機械のご売却者・同業者とのネットワークが広い中古機械業者が良い中古機械業者といえます。理由としては、広いネットワークを持つので買い取った機械を高確率で即時に販売することができるため、結果として他社よりも高額査定をつけることができるからです。また、人間的に信用できる業者であることも重要です。中古機械の取引をしたことがない企業に対しても、電話やメールでのレスポンスが良いという点やどんな質問にも親切に答えてくれる業者を選ぶべきです。
また当然ですが、古物商免許を持つなど、コンプライアンスを守っている業者と取引するべきです。工作機械は軍事転用されることを防ぐため、海外輸出には「非該当証明」と呼ばれる経済産業省の許可を得ることが必要です。コンプライアンスを守らない業者が不法に海外輸出した場合、元の持ち主にも責任の及ぶ恐れがあります。
機械及び、機械周辺をキレイな状態にする
キレイに使われている機械はそれだけで査定スタッフの第一印象が良くなり査定額も相場より高くなります。不思議かも知れませんが、理由としては、キレイに使われている機械=大切に使われている機械であり、そのような機械は故障リスクが少ないため、買取後の修理・メンテナンスに手間がかからないことが多いからです。また、機械に加え工場がキレイであることも同様の理由で重要です。
査定スタッフは、買取査定依頼時に受け取る機械の画像から工場 内もチェックし、総合的に判断して査定額を決定します。そのた め、査定時に機械を撮影する際には、機械に加えて、機械周辺も キレイに掃除をしておくことが高額査定のポイントとなります。
機械の資料を揃えておく
取扱説明書・電気図面・NC装置説明書・パラメーターシート・納入仕様書など機械の資料を大切に保管していれば、査定スタッフの印象が良くなります。資料は購入者の手に渡る大切なものなので、油などの汚濁に注意して取り扱う必要があります。
また、資料は機械の購入時は無料ですが、後で手に入れようとすると相場は一冊1万円で高価なものとなります。
機械の動作確認ができる
動作確認ができる機械とできない機械では査定額が全く変わります。たとえキレイな機械であっても、また、資料が揃っていたとしても、買取査定時に動作確認できない状況(ラインから外されている・倉庫に保管してある)では動かない機械と認識されます。動作確認できない機械の査定は、機械が動かないリスクを見越して査定額を決めるため、査定額が大幅に下がります。機械を使う予定がなくなり、売却しようとお思いであれば、電源を外さずに中古機械ランド匠にご連絡ください。
売ろうと思った時が売り時
機械を使わなくなってしまった時、売ろうと思った時、それが高額査定の最良のタイミングです。景気の影響で相場は多少上がることもありますが、一部の高人気機種を除き基本的には買った時点から相場は下がる一方です。そのため、売ろうと思った時が最も高い査定額を得られる瞬間です。売る時はタイミングと決断力です。中古機械ランド匠にすぐにご相談ください。
売却予定機が複数ある場合はまとめて査定
売却する機械は買取業者が移設工事するので、査定額は「査定額=買取機械の価値-移設工事コスト」となります。そのため、単品で査定されると全ての機械に移設工事コストが掛かり高額査定にならず、まとめて査定すると移設工事コストを分散できるので結果的に高額査定となります。また、複数の機械を売却する場合、単品で売却すると、売りやすい人気のある機械だけが買取され、そうではない機械は残ってしまいます。その結果、売れ残った機械については、お客様がお金を支払って処分することにもなりかねません。工場一式や複数台の機械を売却する場合は、単品で査定するよりも全ての機械を一括で査定依頼をするほうが、高額査定を引き出すことができるのです。